近年、UターンやIターンが注目され地方移住が人気となっています。各自治体は独自の補助金・支援金を設けて移住の促進を図っています。
リモートワークの浸透や各種ITツールの発展により、地方にいながら都内の企業で勤務するといった新しい働き方も注目されています。
また、起業や開業のハードルが下がったことにより、暮らしやすい好きな地域で事業を興す人も増えています。
特に、北海道は移住支援が手厚いことで有名です。知名度の高い札幌市や函館市だけでなく、のどかな町に移住する人も多くいます。
今回は、北海道への移住を検討している方向けに補助金の活用方法やおすすめの地域についてご紹介します。
都会の喧騒を離れて、自然豊かな北海道の大地で新しい生活を始めてはいかがでしょうか。
北海道で仕事・起業をする方が活用できる独自の補助金
北海道には独自の移住に関する支援制度が整っています。
主に下記の二つの制度を活用することで、移住にともなう就業や起業が行いやすくなるでしょう。
- 地域課題解決型起業支援事業
- UIJターン新規就業支援事業|移住支援金
地域課題解決型起業支援事業
地域課題解決型起業支援事業は、公益社団法人北海道中小企業総合支援センターが行う事業の伴走支援です。
北海道への移住や起業を促進する目的で制定された制度です。毎年多くの申請があり様々なビジネスが誕生しています。令和5年度においては56名の申請のうち28名が採択されています。
下記のような事業が採択されています。
- 飲食店
- クラフトビール製造
- 訪問看護
- 民泊
- 脱毛サロン
支援金の交付限度額も高いため、ビジネスを軌道に乗せやすくなるでしょう。
補助率 | 対象経費の2分の1以内 |
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支援金交付限度額 | 200万円 |
対象となる事業の要件や注意事項は細かく規定されています。気になる方は、北海道中小企業総合支援センターに問い合わせましょう。
中小企業総合支援センターは、支援金事業だけでなく、専門家派遣や経営相談も受け付けています。北海道でビジネスをする方にとっては心強い存在といえます。
北海道UIJターン新規就業支援事業|移住支援金
UIJターン新規就業支援事業とは、いわゆる北海道版の移住支援金です。
北海道の企業へ就業するだけでなく、道内で起業する方も活用できます。また、都内の企業に勤務しながら道内でテレワークする方も対象となるのも特徴です。
対象 | 支援金 |
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単身 | 60万円 |
世帯 | 100万円 |
起業に関しては、地域課題解決型起業支援事業の交付決定を受けていることが条件となります。新しく、北海道で事業を展開し移住もしたい方にとっては嬉しい制度といえます。
起業ではなくまずは就業したい方は「北海道公式 移住支援金対象求人就業マッチングサイト」でお仕事を探してみましょう。
また、テレワークも対象となるため、都会の喧騒から離れて北海道に住みながら都内の仕事を続けられるため人気となっています。
知っておきたい資金調達方法
北海道独自の補助金だけでなく、国の管轄する補助金や資金調達方法も把握しておきましょう。
複数の資金調達方法を知っておくことで、支援金得られなかった場合であっても代替手段として活用できます。
日本政策金融公庫
日本政策金融公庫は、事業者へ融資を行う政府系金融機関です。
日本経済を支える中小企業を中心に融資を行っており、事業サポートを目的として設立されたため金利が低く活用しやすい資金調達方法です。
起業や開業を考える方は、まずは日本政策金融公庫に相談してみましょう。
特に、移住を考えている方向けに「移住創業者向けの融資制度」もあります。北海道で新規創業をしたい旨を相談すると、担当者が親身に相談に乗ってくれます。
起業に伴う移住の実情や資金調達における注意点も知ることができるため安心できるでしょう。
国の補助金
市区町村独自の補助金よりも、対象範囲が広く支給額も高いのが国の補助金です。
国の補助金は様々な種類があり、要件も複雑なため自身の事業に最適なものを探すのは大変といったデメリットもあります。
一方で、補助金の種類が多いため上手く活用することで資金調達に成功しやすくなります。
例えば下記のような補助金制度があります。
- IT導入補助金
- ものづくり補助金
- 事業再構築補助金
気になる方は、各補助金の公式サイトをチェックしましょう。
補助金を活用した北海道のおすすめ移住先
東神楽町(ひがしかぐらちょう)
人口 | 9,775人(令和6年時点) |
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担当窓口 | まちづくり推進課 |
東神楽町は、道北にある人口約1万人の小さな町です。旭川市の近くにあり、町内に旭川空港があるため空路のアクセスは高いのが特徴です。
町内には大きな森林公園やキャンプ場があり、豊かな自然を感じながらのびのびと子育てができる環境です。
冬には一面雪が降り積もり北海道の大地を感じることができます。
「東神楽町マチのにぎわい創出事業」として、補助金制度があり町内における創業促進を図っています。
東神楽町役場のまちづくり推進課では、移住・定住に関する相談ができます。気になる方は相談してみましょう。
比布町(ぴっぷちょう)
人口 | 3,419人(令和6年時点) |
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担当窓口 | 総務企画課総合政策室政策係 |
比布町は、北海道の中央部に位置しており、スキー場といちごが有名な町です。氷点下-25度に下がる時期もあり、厳しい寒さも特徴です。冬にはウィンタースポーツを楽しめるため、寒い地域が好きな方におすすめです。
また、移住・定住サポートの手厚さも特徴的です。空き家の購入支援を行っているため、新たに移住する人にとっては嬉しい制度といえます。子育て支援制度や高校生まで医療費が実質無料になる制度もあります。
比布町への移住が気になる方は、今冬にぴっぷスキー場に訪れてみてはいかがでしょうか。