即日融資できるビジネスローン!当日入金のコツやポイントをご紹介

即日融資のビジネスローン

法人・個人事業主問わず即日融資できる資金調達方法は高いニーズがあります。

一般的な即日融資の資金調達方法はビジネスローンです。銀行借り入れは時間がかかるため、1か月以上の余裕がなければ難しいでしょう。

また、請求書の買取は手数料が高いため資金繰りが厳しい事業者にとってはさらに厳しい状態となってしまいます。

金利が安く当日中に入金可能なビジネスローンを上手く活用することで、資金繰りの改善がしやすくなるでしょう。

即日ビジネスローンのポイント
  • 即日融資を受けるには必要書類を早めに用意する
  • 当日入金対応の即日ビジネスローン
  • 土日は審査対応していないため早めに申請しておく

今回は、即日融資を受けたい方向けにビジネスローンを中心に資金調達方法をご紹介します。法人と個人事業主の方はぜひご覧ください。

目次

即日融資のビジネスローン7選!最短当日入金できる会社

最短当日入金に対応しているビジネスローン会社の詳細を見ていきましょう。

  • AGビジネスサポート
  • ファンドワン
  • Carent
  • アクト・ウィル
  • エスクローファイナンス
  • デイリーキャッシング
  • オージェイ

それぞれの特徴について解説します。

AGビジネスサポート

AGビジネスサポートのWEBサイト
融資対象者法人または個人事業主
融資額50万円〜1,000万円
金利(実質金利)年3.1%〜18.0%
担保不要
保証人原則不要※法人の場合は代表者の連帯保証が必要
資金使途事業資金

AGビジネスサポートのビジネスローンは個人事業主・法人ともに利用可できます。公式ホームページに「最短即日融資が可能」と明記されていることから、審査のスピードが期待できます。

必要書類は下記とおりです。

個人事業主の必要書類
  • 本人確認書類のコピー
  • 直近2年分の確定申告書のコピー
  • 事業内容確認書(AGビジネスサポートの公式ホームページから様式をダウンロード可能)
  • 直近2ヵ月以内に発行された取引先からの請求書、領収書などのうちいずれか1点
法人の必要書類
  • 代表者の本人確認書類のコピー
  • 直近2期分の決算書一式のコピー
  • 直近2ヵ月以内に発行された取引先からの請求書、領収書などいずれか1点
  • 作成している場合は試算表

必要書類も少なく保証人も原則として不要のためすぐに用意ができるでしょう。

AGビジネスサポート独自の「お借入れ5秒診断」を活用することで、すぐに融資できる可能性があるかを判断できます。

ファンドワン

ファンドワンのWEBサイト
対象者事業者ローン法人のみ
その他の商品法人または個人事業主
融資額売上債権担保融資30万円〜5,000万円
不動産担保融資300万円~1億円
車担保融資~500万円
金利(実質金利)不動産担保融資2.50%~15.0%以下
その他の商品5.00%~18.0%以下
担保商品による
保証人不要
資金使途事業資金

ファンドワンはさまざまな金融サービスがあります。

特にビジネスローンにおいては審査スピードに強みがあります。最短40分で審査可能であり、業界の中でも屈指の早さを誇ります。基本的に午前中の申込であれば、当日入金が期待できるでしょう。

原則として来店は不要のため、自宅にいながらオンライン手続きのみで完了します。当日入金が必要で忙しい事業者の方にとっては利用しやすいでしょう。

Carent

CarentのWEBサイト
対象者法人
融資額1万円~500万円
金利(実質金利)年7.8%~18.0%
担保原則不要
保証人原則不要
資金使途事業資金

Carentは「Carent(キャレント)スーパーローン」という法人向けビジネスローンを提供しています。小額・スピード特化型のビジネスローンであり、平日14時までの申し込みであれば当日中の振込が可能です。

Carentスーパービジネスローンは以下2つの要件を満たす法人を対象としています。

  • 設立から1年以上が経過している
  • キャレントの利用が初めてである

申込時の必要書類の例は以下の通りです。

  • 本人確認書類(免許証、保険証)
  • 登記事項証明書

適用される実質年率は利用限度額ごとに以下のように設定されています。

  • 利用限度額100万円以上:年7.8%~15.0%
  • 利用限度額100万円未満:年13.0%~18.0%

アクト・ウィル

アクト・ウィルのWEBサイト
対象者法人
融資額信用保証融資〜500万円
その他(有担保ローン)商品によって異なる
金利(実質金利)信用保証融資年10.0%~20.0%
その他(有担保ローン)商品によって異なる
担保信用保証融資不要
その他必要※担保の種類は商品によって異なる
保証人信用保証融資・車担保融資・商業手形担保融資・売掛債権担保融資原則不要※ケースによっては必要
不動産担保融資・有価証券担保融資不要
資金使途事業資金

アクト・ウィルは法人向けのビジネスローンを提供する会社です。

融資に申し込むと営業担当社員が訪問し、訪問したその日に審査結果が知らされます。審査の翌日に営業社員が訪問し、お金を届ける流れです。

ただし、融資実行および契約を申し込み当日に間に合わせることも可能と記載されています。急ぎの融資が必要であれば、その旨相談するのが良いでしょう。

エスクローファイナンス

エスクローファイナンスのWEBサイト
対象者法人
融資額非公開
金利(実質金利)年2.0%~8.0%
担保不要
保証人不要
資金使途事業資金

エスクローファイナンスのビジネスローンは最短二日で対応可能と記載されています。主な特徴は以下の通りです。

  • 第三者保証人や担保は原則不要で利用できる
  • 「赤字決算」「追加融資を断られた」「金融機関でリスケしたばかり」等、現状がどのような状態でも融資の可能性を判断する旨が記載されている
  • 実質年利が年2.0%~8.0%とビジネスローンの中では比較的低め

現状ではなく過去の実績や将来性などから総合的に判断してもらえるため、柔軟な審査が期待できるでしょう。

具体的な融資額は非公開ですが、大口でまとまった融資にもスピーディに対応する旨が記載されているため、高額の融資を受けられる可能性もあります。

デイリーキャッシング

デイリーキャッシングのWEBサイト
対象者法人または個人事業主
融資額200万円~5,000万円
金利(実質金利)5.2%~14.5%
担保原則不要
保証人原則不要
資金使途事業資金

デイリーキャッシングのビジネスローンは法人・個人事業主どちらも利用可能です。

よくある質問には「最短で30分で審査を終え即日の融資が可能な場合もある」と案内されているため、迅速な審査が期待できるでしょう。

特徴として以下の3つが挙げられます。

  • 融資額の下限が200万円、上限が5,000万円とどちらも高めに設定されている
  • 返済期間が最長30年と非常に長い
  • 返済方式は全て元利均等・自由返済

必要書類として以下の3つが挙げられます。

  • 本人確認書類
  • 決算書2期分
  • 法人の登記事項証明書

オージェイ

オージェイのWEBサイト
対象者売掛債権担保融資法人のみ
その他の商品法人または個人事業主
融資額無担保融資(ビジネスローン・事業資金融資)30万円~1億円
その他商品によって異なる
金利(実質金利)無担保融資(ビジネスローン・事業資金融資)10.00%~18.00%
その他商品によって異なる
担保無担保融資(ビジネスローン・事業資金融資)原則不要
その他商品によって異なる
保証人法人の場合は代表者の保証が必要
資金使途事業資金

株式会社オージェイは事業者向けの融資サービスを複数提供しています。

一般的なビジネスローンに該当するのは「無担保融資(ビジネスローン・事業資金融資)」です。申し込み時間帯によっては即日融資が可能な旨が明記されています。

無担保融資の申し込みに必要な書類の例は以下の通りです。

  • 法人の登記事項証明書
  • 決算書2期分(確定申告書)
  • 印鑑証明書
  • 身分証明書
  • 納税証明書

即日融資を受けるための方法を解説!

即日融資を受けるためのコツ

即日融資を受けるには、当日入金翌日入金に対応している事業者を選ばなければなりません。

しかし、即日融資対応の事業者であっても手続きに不備等があると入金が遅れてしまいます。融資の申し込みをする前には事前の準備が大切です。

必要書類を事前に確認!早めに用意する

ビジネスローンの即日利用を可能にするためには、必要書類が少なく申し込み手続きの手間が少ない会社を選ぶのが理想です。

必要書類に不備や漏れがあると審査が進められません。追加書類を提出すれば審査を再開してもらえるものの、申し込みから審査終了までの時間はどうしても長くなってしまいます。

たとえ早い時間に申し込んでいたとしても、即日融資は難しくなってしまうでしょう。

即日融資を可能にするためには、最初の段階で必要書類をすべて提出するのが必須条件です。しかし必要書類の数が多い場合や、用意するのに時間がかかる書類が必要な場合、どうしても書類の不備や漏れが起こりやすくなります。

したがって、必要書類をそろえやすく不備や漏れのリスクが低い会社を選ぶのが良いでしょう。

午前中に手続きを行う

原則として、即日融資を受けるためには午前中に申し込み手続きを行う必要があります。

即日融資が可能なのは、申し込んだその日のうちに審査および契約手続きがすべて完了した場合のみです。そして審査はビジネスローン会社の営業時間内に行われます。

最短で即日融資が可能と謳っている場合でも、申し込み時間が遅ければ当日中に審査ができないため、当日の融資実行はできません。

したがって、即日融資を実現するためには早い時間に申し込み手続きを終わらせる必要があるのです。

午後の申し込みでも即日融資が可能なケースがあると明記しているビジネスローン会社も存在します。しかし、時間の余裕をなるべく確保するためにも午前中のうちに手続きを行いましょう。

オンライン完結するビジネスローンを選ぶ

即日融資を受けるためには、オンライン完結するビジネスローンを選ぶ必要があります。

まず、必要書類の提出を郵送で行うビジネスローンの場合、郵送のタイムラグが発生する都合から即日融資は不可能です。

店舗に訪問して書類を提出する場合でも、申し込み当日に対応可能なケースはあまり多くないでしょう。また、来店が必要なビジネスローンの場合は審査が厳しい傾向のため、審査に数日かかる可能性が高いといえます。

オンラインで完結するビジネスローンであれば、書類を提出してから相手に届くまでのタイムラグがありません。基本的には事前予約も不要であり、申し込み後すぐに審査が行われるでしょう。

ビジネスローンに申し込む前に、書類の提出方法や来店の必要性をしっかり確認しましょう。

即日ビジネスローンの注意点

急な資金調達が必要となり即日対応のビジネスローン会社を探している方は多くいます。

時間がないからといって詳細な条件を確認せずにビジネスローンを利用すると、不利な条件で融資を受けてしまうこともあります。

即日ビジネスローンを利用する前には、ビジネスローン特有の注意点を把握しておきましょう。

借入額と金利を確認する

ビジネスローンに申し込む前に、借入額と金利をしっかり確認しましょう。

借入額や金利などの認識に相違があると、契約締結の段階に入ってからトラブルになる恐れがあります。

「この借入額や金利では契約できないから条件を変えてほしい」「やっぱり別のビジネスローンを利用しよう」このような判断に至る可能性が高いです。

別のビジネスローン会社に申し込む場合、手続きや審査は最初からやり直しとなります。申し込みが午前中にできる場合や優先して審査してもらえる場合等を除き、即日融資はできません。

最初に申し込んだ会社に対して契約内容の変更を希望する場合も、即日融資はできなくなるでしょう。ビジネスローン会社との交渉および業者側での調整など、追加の対応が必要になるためです。

審査完了後のトラブルによるタイムロスを避けるためにも、申し込み前に借入額と金利の確認を徹底する必要があります。

赤字決算でも審査に通る可能性がある

「赤字決算だからビジネスローンは受けられそうにない」「赤字決算の場合は通常よりも審査が厳しく、時間もかかりそう」

このように考える方もいるでしょう。

結論として、赤字決算でも審査に通る可能性はあります。特に最短即日融資が可能と謳っているビジネスローン会社は審査の柔軟性が高く、過去の業績や将来性も含め総合的な判断をする傾向です。

審査に通過する可能性をより高めるためには、赤字決算でも対応可能と明記しているビジネスローン会社を選ぶのが良いでしょう。

利益の有無や金額は審査基準の1つに過ぎず、融資の可否を決定づける要因ではありません。赤字決算を理由に諦めるのではなく、赤字決算でも利用できそうなビジネスローン会社を選びましょう。中には、ブラックOKのビジネスローンもあります。

土日は審査に対応していないことが多い

多くのビジネスローン会社は、土日は審査に対応していません。

最短即日融資が可能なビジネスローン会社でも、土日に申し込んだ場合は最短でも翌営業日の審査になってしまいます。即日融資が可能なのは、あくまでも平日に申し込んだ場合に限るといえるでしょう。

なお、最短即日の融資が可能なビジネスローン会社は、ほかのビジネスローン会社に比べて審査のスピードが速いのが特徴。

土日に申し込みが行われた場合、翌営業日の早い時間には審査に着手してもらえます。ほかのビジネスローン会社に申し込んだ場合に比べて、審査を待つ時間が短く済む可能性が高いです。

土日の申し込みになってしまう場合でも、なるべく早く融資を受けるには最短即日融資が可能な会社を選びましょう。

違法なビジネスローン会社に注意

即日融資を希望する場合でも、違法なビジネスローン会社の利用は避けましょう。

違法なビジネスローン会社の商品には以下のような傾向がみられます。

  • 即日融資が可能
  • 「審査不要」「審査が簡単」など、審査が厳格でない旨が強調されている

一見すると利用しやすいですが、多くの場合は違法な金利が設定されています。また、申込者側が不利な契約内容になるケースがほとんどです。返済負担が重くなりすぎる恐れや、後に大きなトラブルになる恐れがあるため、利用してはいけません。

即日融資を希望する場合でも、合法なサービスを利用することを徹底しましょう。

なお、貸金業の許可や登録を受けているビジネスローン会社であるかは、金融庁の登録貸金業者情報検索サービスから確認できます。

この記事を書いた人

資金調達を専門とする行政書士事務所サブシディの代表。立教大学法学部卒。日本政策金融公庫や補助金を活用した資金繰り改善が得意。法律と金融に関する情報を発信しております。

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