即日融資できるビジネスローン!当日入金のコツやポイントをご紹介

即日融資のビジネスローン

事業資金の融資を受けるには、一般的に事前準備が必要で審査にも時間がかかります。例えば、日本政策金融公庫や銀行からの融資の場合、1か月以上かかることもあります。

一方で、ビジネスローンは融資スピードが比較的速いのが特徴です。

必要書類も少なく、本人確認書類と決算書類があれば審査を受けることができます。最短数時間で審査が完了し、当日中に入金されることもあります。

ただし、審査に不備があったり、申し込み時間が遅いと入金までの期間が延びる可能性があります。また、土日祝日は対応していないことが多いため、営業日を考慮して申し込む必要があります。

今回は、急な資金調達が必要な方向けに即日融資が可能なビジネスローンとその利用時の注意点について解説します。

即日ビジネスローンのポイント
  • 即日融資を受けるには必要書類を早めに用意する
  • 当日入金対応の即日ビジネスローン
  • 土日は審査対応していないため早めに申請しておく

審査に落ちてしまうと、別のビジネスローンに再度申し込む必要があります。そのため、ビジネスローン以外の資金調達方法もあらかじめ考えておくと良いでしょう。

目次

即日融資のビジネスローン7選!最短当日入金できる会社

最短で当日入金に対応しているビジネスローン会社は数多くあります。しかし、実際には必要書類を集めるのに時間がかかったり、審査はすぐに終わっても入金までに時間がかかることがあります。

さらに、審査で希望額が高すぎたり信用情報に問題があると、審査に落ちてしまいさらに時間がかかる場合もあります。

そのため、審査に通過する可能性が高く入金までのスピードが早いビジネスローン会社を選ぶことが重要です。

即日ビジネスローン一覧
  • AGビジネスサポート
  • ファンドワン
  • Carent
  • アコム
  • アクト・ウィル
  • エスクローファイナンス
  • オージェイ
スクロールできます
サービス名AGビジネスサポートファンドワンCarent
AGビジネスサポートのロゴと称号ファンドワンのロゴcarentのロゴ
対象法人・個人事業主法人のみ法人のみ
融資額50万円~1,000万円30万円〜5,000万円1万円~500万円
金利3.1%~18.0%5.00%~18.0%7.8%~18.0%
融資スピード最短即日最短即日最短即日

それぞれの特徴について解説します。

AGビジネスサポート

AGビジネスサポートのWEBサイト
融資対象者法人または個人事業主
融資額50万円〜1,000万円
金利(実質金利)年3.1%〜18.0%
担保不要
保証人原則不要※法人の場合は代表者の連帯保証が必要
資金使途事業資金

AGビジネスサポートは最短即日融資に対応したビジネスローンです。

オンライン完結のサービスであり、申し込みから入金までスマホやパソコン一つで完了します。独自の「お借入れ5秒診断」を活用することで、すぐに融資できる可能性があるかを判断できます。

手元に必要書類があればすぐに審査を始めてもらえるため事前準備について確認しておきましょう。

個人事業主の必要書類
  • 本人確認書類
  • 直近2年分の確定申告書
  • 事業内容確認書(AGビジネスサポートの公式ホームページから様式をダウンロード可能)
  • 直近2ヵ月以内に発行された取引先からの請求書、領収書などのうちいずれか1点
法人の必要書類
  • 代表者の本人確認書類
  • 直近2期分の決算書一式
  • 直近2ヵ月以内に発行された取引先からの請求書、領収書などいずれか1点
  • 作成している場合は試算表

審査の進捗状況についてはフリーダイヤルで随時確認することができます。希望の時間帯に入金ができそうかを確認し、難しい場合は他の資金調達方法も併せて準備を進めておくのが良いでしょう。

お急ぎの方は、まずはネットで申し込みをしましょう。その後、フリーダイヤルで問い合わせを行い「急いでいる旨」と「希望の時間帯」を伝えましょう。状況に応じて、入金までのスピードを早めてもらえることがあります。

なお、場合によっては審査に落ちることがあります。他社借入額が大きかったり審査に不安のある方は別のビジネスローンも検討しましょう。

メリットと特徴
  • 申し込み手続きは簡単!進捗状況が分かるため予測が立てやすい
  • 営業日は平日9時30分から16時であり土日祝は対応不可
  • 審査落ちも踏まえて代替手段も検討しておく

ファンドワン

ファンドワンのWEBサイト
対象者法人のみ
融資額30万円〜5,000万円
金利(実質金利)5.00%~18.0%
担保商品による
保証人不要
資金使途事業資金

ファンドワンはスピード審査に定評のある法人向けビジネスローン会社です。最短40分で審査が完了し審査結果が通知されます。契約から振り込みまでは最短で当日に完了します。

あくまでも最短の時間であるため審査内容によっては翌日以降になる可能性もあるため注意しましょう。

また、必要書類は他のビジネスローン会社と比べて少し多めです。

法人の必要書類
  • 身分証明書
  • 登記簿謄本
  • 2期分の決算書
  • 印鑑証明書
  • 納税証明書

原則として、来店は不要です。自宅にいながらオンライン手続きのみで完了します。当日入金が必要かつ忙しい事業者の方にとっては利用しやすいでしょう。

基本的に午前中の申込であれば、当日入金が期待できるでしょう。

メリットと特徴
  • 融資最低希望額は低めの30万円
  • オンラインで完結するためすぐに申請ができる
  • 最短40分で審査が完了するため審査結果を見てから他の資金調達方法を検討できる

Carent

CarentのWEBサイト
対象者法人
融資額1万円~500万円
金利(実質金利)7.8%~18.0%
担保原則不要
保証人原則不要
資金使途事業資金

Carentは少額利用と入金までの早さが特徴の法人特化のビジネスローンです。平日14時までの申し込みであれば当日中の振込が可能です。

希望融資額は1万円から対応しています。少額の資金調達をすぐに行いたい方はCarentを活用するのが良いでしょう。

法人の必要書類
  • 本人確認書類
  • 登記事項証明書
  • 所定の事業計画書 等

法人設立から1年以上経過している事業者が対象です。個人事業主は利用できないため注意しましょう。対象の法人であれば、比較的審査が通りやすく、急な資金調達先として便利に活用できるでしょう。

メリットと特徴
  • 少額融資を希望するならCarent
  • 一時的に融資をしたいが他の融資では時間が足りない方に人気
  • 申し込みは24時間365日対応!営業日になるとすぐに連絡が届く

アコム

アコムのWEBサイト
スクロールできます
種類ビジネスサポートカードローンカードローン
対象者個人事業主個人
融資額1万円~300万円1万円~800万円
金利(実質金利)12.0%~18.0%3.0%~18.0%
担保不要不要
保証人不要不要
資金使途事業資金自由

アコムには個人事業主が利用できるローンと、個人として利用できるローンの2種類があります。

一つは、個人事業主が利用できるビジネスサポートローンです。最短翌日で融資が行われるため当日中に現金が必要な場合に安心です。

ビジネスローンに該当するため、年収の3分の1を超える融資も可能です。一方で、最低融資額は1万円からなので、様々な状況に合わせて活用できます。

もう一つは、個人向けのローンです。事業主の方はビジネスサポートローンを活用し、個人として利用したい方は個人用のローンを選ぶと良いでしょう。

両者の大きな違いは、総量規制の対象になるかどうかです。一般的に、100万円以下の少額利用であれば、個人事業主用のローンではなく、必要書類が少なく審査通過しやすい個人用のローンを利用するのがおすすめです。

メリットと特徴
  • 個人事業主と個人向けの2種類のサービスがある
  • 個人向けは最大30日間金利0円
  • 最短20分で融資可能!急な資金調達でも安心

アクト・ウィル

アクト・ウィルのWEBサイト
対象者法人のみ
融資額500万円まで
金利(実質金利)10.0%~20.0%
担保原則不要
保証人原則不要
資金使途事業資金

アクト・ウィルは法人向けの対面必須のビジネスローンです。ネット完結型のビジネスローンとは異なり、対面型はどうしても融資が遅くなってしまいます。

しかし、アクト・ウィルは急な資金調達にも対応できるように手続きの速さに力を入れています。

融資の申し込みをすると、営業担当者が訪問し、その日に審査結果が伝えられます。審査の翌日には営業担当者が再度訪問して資金が届けられる流れです。

ただし、融資実行や契約を申し込み当日に間に合わせることも可能とされていますが、必ずしも当日に入金されるわけではありません。急ぎの融資が必要な場合は、事前にその旨を相談することをおすすめします。

エスクローファイナンス

エスクローファイナンスのWEBサイト
対象者法人
融資額非公開
金利(実質金利)年2.0%~8.0%
担保不要
保証人不要
資金使途事業資金

エスクローファイナンスは、最短二日で融資課可能なビジネスローンです。小規模な中小企業が資金調達先としてよく活用しています。

現状の数字だけでなく、過去の実績や将来性などを総合的に判断してもらえます。そのため、柔軟な審査が期待できるでしょう。

具体的な融資額は非公開です。一方で、大口の融資にも迅速に対応する旨が記載されているため、高額融資を受けられる可能性もあります。返済実績を積み重ねて、いつでも融資を受けられる資金調達先として関係を築いていくのが良いでしょう。

オージェイ

オージェイのWEBサイト
対象者法人のみ
融資額30万円~1億円
金利(実質金利)10.00%~18.00%
担保原則不要
保証人代表者の保証必須
資金使途事業資金

株式会社オージェイは事業者向けの融資サービスを複数プラン提供しています。一般的なビジネスローンに該当するのは「無担保融資(ビジネスローン・事業資金融資)プラン」です。

申し込み時間帯によっては即日融資が可能な旨が明記されています。

一方で、営業担当との面談が必要になるため、場合によっては時間がかかる可能性もあります。一時的な融資ではなく、担当者と密接に関わりながら資金調達先の一つとして関係を築いていきたい方におすすめです。

即日融資を受けるための方法を解説!

即日融資を受けるためのコツ

即日融資を受けるには、当日入金翌日入金に対応している事業者を選ばなければなりません。

しかし、即日融資対応の事業者であっても手続きに不備等があると入金が遅れてしまいます。融資の申し込みをする前には事前の準備が大切です。必要な書類や審査に通過する可能性を事前に調べましょう。

審査が早く、スムーズに融資申請の手続きができるビジネスローンを選びましょう。

必要書類を事前に確認!早めに用意する

ビジネスローンの即日利用を可能にするためには、必要書類が少なく申し込み手続きの手間が少ない会社を選ぶのが理想です。

必要書類に不備や漏れがあると審査が進められません。追加書類を提出すれば審査を再開してもらえるものの、申し込みから審査終了までの時間はどうしても長くなってしまいます。

たとえ早い時間に申し込んでいたとしても、即日融資は難しくなってしまうでしょう。

即日融資を可能にするためには、最初の段階で必要書類をすべて提出するのが必須条件です。しかし必要書類の数が多い場合や、用意するのに時間がかかる書類が必要な場合、どうしても書類の不備や漏れが起こりやすくなります。

したがって、必要書類をそろえやすく不備や漏れのリスクが低い会社を選ぶのが良いでしょう。

午前中に手続きを行う

原則として、即日融資を受けるためには午前中に申し込み手続きを行う必要があります。

即日融資が可能なのは、申し込んだその日のうちに審査および契約手続きがすべて完了した場合のみです。そして審査はビジネスローン会社の営業時間内に行われます。

最短で即日融資が可能と謳っている場合でも、申し込み時間が遅ければ当日中に審査ができないため、当日の融資実行はできません。

したがって、即日融資を実現するためには早い時間に申し込み手続きを終わらせる必要があるのです。

午後の申し込みでも即日融資が可能なケースがあると明記しているビジネスローン会社も存在します。しかし、時間の余裕をなるべく確保するためにも午前中のうちに手続きを行いましょう。

オンライン完結するビジネスローンを選ぶ

即日融資を受けるためには、オンライン完結するビジネスローンを選ぶ必要があります。

まず、必要書類の提出を郵送で行うビジネスローンの場合、郵送のタイムラグが発生する都合から即日融資は不可能です。

店舗に訪問して書類を提出する場合でも、申し込み当日に対応可能なケースはあまり多くないでしょう。また、来店が必要なビジネスローンの場合は審査が厳しい傾向のため、審査に数日かかる可能性が高いといえます。

オンラインで完結するビジネスローンであれば、書類を提出してから相手に届くまでのタイムラグがありません。基本的には事前予約も不要であり、申し込み後すぐに審査が行われるでしょう。

ビジネスローンに申し込む前に、書類の提出方法や来店の必要性をしっかり確認しましょう。

即日ビジネスローンの注意点

急な資金調達が必要となり即日対応のビジネスローン会社を探している方は多くいます。

時間がないからといって詳細な条件を確認せずにビジネスローンを利用すると、不利な条件で融資を受けてしまうこともあります。

即日ビジネスローンを利用する前には、ビジネスローン特有の注意点を把握しておきましょう。

借入額と金利を確認する

ビジネスローンに申し込む前に、借入額と金利をしっかり確認しましょう。

借入額や金利などの認識に相違があると、契約締結の段階に入ってからトラブルになる恐れがあります。

「この借入額や金利では契約できないから条件を変えてほしい」「やっぱり別のビジネスローンを利用しよう」このような判断に至る可能性が高いです。

別のビジネスローン会社に申し込む場合、手続きや審査は最初からやり直しとなります。申し込みが午前中にできる場合や優先して審査してもらえる場合等を除き、即日融資はできません。

最初に申し込んだ会社に対して契約内容の変更を希望する場合も、即日融資はできなくなるでしょう。ビジネスローン会社との交渉および業者側での調整など、追加の対応が必要になるためです。

審査完了後のトラブルによるタイムロスを避けるためにも、申し込み前に借入額と金利の確認を徹底する必要があります。

赤字決算でも審査に通る可能性がある

「赤字決算だからビジネスローンは受けられそうにない」「赤字決算の場合は通常よりも審査が厳しく、時間もかかりそう」

このように考える方もいるでしょう。

結論として、赤字決算でも審査に通る可能性はあります。特に最短即日融資が可能と謳っているビジネスローン会社は審査の柔軟性が高く、過去の業績や将来性も含め総合的な判断をする傾向です。

審査に通過する可能性をより高めるためには、赤字決算でも対応可能と明記しているビジネスローン会社を選ぶのが良いでしょう。

利益の有無や金額は審査基準の1つに過ぎず、融資の可否を決定づける要因ではありません。

赤字決算を理由に諦めるのではなく、赤字決算でも利用できそうなビジネスローン会社を選びましょう。中には、ブラックOKのビジネスローンもあります。

土日は審査に対応していないことが多い

多くのビジネスローン会社は、土日は審査に対応していません。

最短即日融資が可能なビジネスローン会社でも、土日に申し込んだ場合は最短でも翌営業日の審査になってしまいます。即日融資が可能なのは、あくまでも平日に申し込んだ場合に限るといえるでしょう。

なお、最短即日の融資が可能なビジネスローン会社は、ほかのビジネスローン会社に比べて審査のスピードが速いのが特徴。

土日に申し込みが行われた場合、翌営業日の早い時間には審査に着手してもらえます。ほかのビジネスローン会社に申し込んだ場合に比べて、審査を待つ時間が短く済む可能性が高いです。

土日の申し込みになってしまう場合でも、なるべく早く融資を受けるには最短即日融資が可能な会社を選びましょう。

違法なビジネスローン会社に注意

即日融資を希望する場合でも、違法なビジネスローン会社の利用は避けましょう。

違法なビジネスローン会社の商品には以下のような傾向がみられます。

  • 即日融資が可能
  • 「審査不要」「審査が簡単」など、審査が厳格でない旨が強調されている

一見すると利用しやすいですが、多くの場合は違法な金利が設定されています。

また、申込者側が不利な契約内容になるケースがほとんどです。返済負担が重くなりすぎる恐れや、後に大きなトラブルになる恐れがあるため、利用してはいけません。

即日融資を希望する場合でも、合法なサービスを利用することを徹底しましょう。

なお、貸金業の許可や登録を受けているビジネスローン会社であるかは、金融庁の登録貸金業者情報検索サービスから確認できます。

即日ビジネスローンに関するよくある質問

ビジネスローンをすぐに利用したい方が気になる質問をご紹介します。

審査の状況や入金までにあとどれくらいかかるか分かりますか?

審査の進行状況や入金までの時間については、問い合わせをすればおおよその状況が分かります。

しかし、ビジネスローン会社によっては、問い合わせても詳細な情報を教えてくれない場合があります。

具体的にどんな要件でいつまでに入金が必要かを伝えると、通常は状況に応じた対応をしてくれることが多いです。

無理に急かしたり、失礼な態度を取ると審査に影響が出る可能性があるので注意しましょう。もし期限内に間に合いそうにない場合は、その旨を伝えて他のビジネスローンを検討するのが良いでしょう。

即日ビジネスローンに落ちてしまった場合はどうすればいいですか?

現金が必要な期限が迫っている場合に、即日ビジネスローンに落ちてしまったら、他の資金調達方法を探しましょう。

場合によっては、支払いを延ばしてもらうための交渉を早めに行うことも検討した方が良いです。

他の資金調達方法としては、別のビジネスローン会社を利用するほか、請求書カード払い・ファクタリングなどがあります。請求書を持っていると、比較的速やかに資金調達ができるでしょう。

決算書や確定申告書が無くても審査を受けられますか?

ビジネスローンを利用する際、法人であれば決算書、個人事業主であれば確定申告書が基本的に必要です。これらの書類を基に事業の状況を正しく判断し、融資の可否を決定します。

ただし、一部のビジネスローン会社では決算書が不要で、代わりに他の書類で会社の状況を確認することがあります。

事業の状況に不安があったり、資料の準備に時間がかかりそうな場合は、必要書類が少ない個人向けローンを検討するのも一つの方法です。また、請求書と本人確認書類だけで即日資金調達ができるファクタリングもあります。

この記事を書いた人

資金調達を専門とする行政書士事務所サブシディの代表。立教大学法学部卒。日本政策金融公庫や補助金を活用した資金繰り改善が得意。法律と金融に関する情報を発信しております。

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